俺の幼馴染が変わっていった話

・作

可愛らしい少女の花と俺は幼馴染。だが年月が経つごとに、花の様子はどんどん変わっていく。男と付き合い始めてから変わっていく彼女をずっと見ていて、俺は花の歪んだ性欲をぶつけられることになる。俺は彼女を抱かないのに、彼女は他の男に抱かれる自分を俺に見せることが大好きなようだった……

尾崎花は、名前の通り花のように可愛らしく笑う女の子だった。
そんな彼女と幼馴染である俺は、少なからず花のことを良く思っていた。
言ってしまえば、恋をしていたのだと思う。
そうでなければ今の花を見て、こんなに心を痛めることはなかっただろう。

花とはもう二十年以上一緒にいるわけだが、その二十年の中で彼女はどんどん変わっていってしまった。

始めに変化が訪れたのは中学生の頃。
当時も可愛かった花は、高校生の彼氏ができたと言っていた。
部活を通じて知り合った人らしく、俺はその人のことを結局今も知らない。
ある時花は、こう聞いてきた。

「ねえ、童貞ってもう卒業した?」

俺は顔を真っ赤にして、いいや、と小声で答えたと思う。
その時の花は薄く笑ってそう、とだけ言っていた。
今思うと、花はもうセックスを経験していたんだろうな。

次に変わったと思ったのは、高校生の時だった。
中学生の頃から比較的おとなしめでクラスの中でも目立たなかったのに、高校生になってからクラスの騒がしい連中とよくつるむようになっていた。
その頃には、高校生の彼とは別れていたらしい。
学校で禁止されている化粧も平気でしてきたり、授業中もひどい態度だったり、俺の知ってる花はもう見る影もなかった。
それでも花は俺を幼馴染として気遣ったり、町内会の付き合いでも以前と変わらない付き合いをしてくれていた。

そんな中、ある日悪友があるデータ機器を渡してきた。

「なにこれ?」
「家に帰ってから見てくれ。すげ~いいハメ撮り動画貰ったんだよ!パソコンに落としたらオレに返してくれよな」

当時は友人の間、というより学校内で、AVのコピーデータだとか、ネットで拾った素人のハメ撮り動画などの受け渡しが横行していた。
悪友から貰ったデータをドキドキしながらパソコンで再生した時のことを、俺はまだ昨日のことのように覚えている。

まず画面に出てきたのは女性の足元。
ベッドに座っているのか、足首からどんどん上に上がっていって、座っている状態の太ももの更に奥……スカートの奥までカメラが潜り込んだ。
俺はスカートを見てギョッとした。だって、そのスカートが通っている学校の女子制服のものだったからだ。
この動画に出ている誰かは、知っている誰かなのかもしれない。そう思うと、急にひどく興奮してきて、俺はすぐに愚息の慰めに取り掛かった。
下着は可愛い薄ピンクのもので、女子の下着なんてほぼ見たことない俺はそれだけでもかなり興奮した。
撮影主らしき男の指が伸びてきて軽くちょっかいをかける様子と、それに対して「やめてよ~」というまんざらでもない女子の声がまた良い。
カメラはスカート内を映して一旦引く。首から下までを写すと、制服を脱げと音声での指示が入った。
動画内の女子はそれに素直に従い、制服を脱いでいく。
ブラジャーも下着と同じ色のもので、大きさ自体はそんなに大きくなさそうだった。
男の手が伸びてきて胸を触るが、その手の平に全てが収まる程度の大きさだ。

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