危ない社員旅行〜俺の同期の潮噴きショー〜 (Page 2)
「叶ちゃん、何カップですか?」
「ええっ、あ、あのっ、……Gカップ、です……っ」
「ええっ!そんなあるの!?」
「信じられないなー。……そうだ、証拠見せてもらおうよ」
そう言った先輩はずかずかと前へ歩いていき、叶の隣に並んだ。
先輩はかなり酔っている様子で、顔が真っ赤だった。
「後ろ向いていいから、ブラ外してタグ見せてよ。サイズ書いてあるでしょ」
「えっ、それは……」
「お願いっ!みんな叶ちゃんのこと知りたいんだよー!」
叶はおずおずと後ろを向き、ゆっくりと背中に手を回した。服の上から器用にホックを外すと、浴衣の右袖とブラの肩紐から腕を抜いた。左側も同じようにする。最低限の露出で下着を外すと、先輩がそれを奪うように受け取り、タグをじっと見つめた。
「Gの65!マジじゃん!叶ちゃん、疑ってごめんねー!」
先輩はブラを持ったまま、自分の席へ戻った。叶のブラを頭に被って遊んでいる。
叶は両腕を交差させ、皆の目線から胸を守っていた。薄い白っぽい浴衣の生地は透けてしまいそうだけれど意外と透けない。
「叶ちゃん、彼氏いるの?」
「……います」
えー!まじかー。残念!男たちは落胆の声を上げる。
口には出さないが、俺もショックを受けている一人だった。
叶、彼氏いるのか。そりゃいるよな。だって可愛いもんな。
こんなに可愛い叶を手に入れたいなんて烏滸がましすぎる。けれど、俺に笑いかけてくれる叶の表情を見ていたら、可能性はあるかもしれないなんて夢を見てしまっていた。
「叶ちゃん、最後に彼氏とヤッたのいつ?」
「……っ、それは……」
「いつー?」
「……昨日、です……」
「まじか!!お盛んだね!!」
きっとこの場にいる全員が、乱れる叶の姿を想像したことだろう。
「叶ちゃん!乾杯しよー!」
先輩がグラスを両手に持ち、叶の方へ駆け寄った。
片方のグラスを手渡し、かんぱーいと言ってふたつを合わせて鳴らした。
そしてグラスを持つ叶の手を口元へ持っていかせ、グラスを傾ける。叶が酒を飲み込むペースよりも、先輩がグラスの中の酒を叶の口に注ぎ込むペースの方が早く、グラスの中身は叶の胸元にぶちまけられた。
いい
エロい!!!
みんなに見られながらやられてしまうシチュエーションがたまらない
えろ さん 2021年8月5日