冤罪少女 ~恥辱の万引き取り調べ~ (Page 2)

リボン。ベスト。ブラウス。スカート。靴下。

のろのろと脱いでは畳み、いよいよ下着だけになってしまった私は、前屈みで出来るだけ体を隠しながら店長さんを見ました。

男の人の前で下着姿になるなんて、大きくなってからは初めての事で、恥ずかしくて仕方ありません。

「…えっ、何終わったみたいな顔してるの?全部だよ、全部」

店長さんは脱いだ私の服を調べながら、苛々と言いました。

「そ、そんな…ホントに、何も隠してません…」

「パンツに高額商品突っ込んで万引きする奴なんかしょっちゅうだから。見せられないなら黒ってことで、警察に」

「あ―――待ってください、ぬ、脱ぎますから警察は…!」

「はぁ…じゃあ早くして」

「…はい…」

自分から脱ぐとは言ったものの、潔く全裸になれるほど図太くはありません。

すると店長さんが電話に手を伸ばそうとするのが見え、私は焦ってブラジャーとパンティーを脱ぎました。

「そうそう、最初から素直に脱げばいいんだよ。それもさっさと寄越して」

「あっ…」

当然のように奪い取られてしまった脱ぎたての下着。

店長さんはたいして隠し場所もないそれを念入りに調べ、私のパンティーを手に取ると、あろうことかそれを裏返して股の部分を観察し始めました。

「いやっ…もう、返してください!」

「…ねえ、これ何?」

「し、知りません!」

薄く残ったそれは、まぎれもなくおしっこのシミ。

私は恥ずかしくてたまらず、見せつけられるそれから目を逸らしました。

「ほら、これだよ。この真ん中の黄色いの。ねぇ」

「や、めて…下さい…」

「…ったく、やめて下さいはこっちのセリフなんだけど。で、これは何なの?ねえ!」

また苛々と机が叩かれます。

「…ぉ…おしっこ…です…」

「え?何?」

「っ…おしっこのシミですぅ…」

「何でついてるの?」

「…おっ…おトイレの後…よく拭いてなかったから…」

「…はぁ…おしっこもきちんと拭けないくせに、いっちょ前にこんなもの盗んでさぁ。盗んだゴムで彼氏とやりまくって、お母さんは泣いてるよ」

店長さんはデリカシーのない発言をして、机の上にあったコンドームの箱を手に取りました。

「違います!そんなの…盗んでなんか…」

「はい、じゃあ最後は身体検査ね。机に乗って足開いて」

「えっ?!もう何にも隠してなんかいません!」

「はぁ…ほら、早くしなさい!」

「いっ、嫌…!いや…きゃぁっ!!」

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