彼女の悩みのその先に (Page 4)

「清美、生で入れるよ」

「ん、んん!」

 くちゅりという水音がし、先端に触れた柔肉がピクピクと震えた。

 まるで吸い付くように肉襞が蠢き、腰を動かしていないのに先端が吸い込まれていく。

「あ、清美、待っ」

「ん、んんああっ! し、しげる、しげるぅ!」

 清美の両脚が俺の腰に絡まり、柔らかな太股に挟まれた腰が押し付けられる。

 膣口にカリ首が埋まり、肉茎がそのままじゅぶじゅぶと飲み込まれる。

「んは、はああ、ん、んんん」

 すぐ目の前の清美の真っ黒な瞳は虚ろに潤み、微笑むような口元から涎が溢れていた。

 まるで目の中にハートがあるような瞳で見つめられ、胸がギュンと痛くなって腰がぐっと重くなる。

「ああっ!」

 太くなった肉槍に清美が反応し、悦声を漏らす。

 半分程彼女に飲み込まれた肉茎に、無数の襞が吸い付きゾゾゾと扱いてくる。

 俺は堪らず腰をぐっと突き出した。

「んきゃんっ! い、いいっ!」

 清美の嬌声と共に押し出されるように牝汁が噴き出し、膣壁が歓迎するように畝る。

 亀頭を無数の襞が擦り、膣口がぎゅっと根元を締める。

 締まりは根元から先端へ向かって流れるように蠢き、気を抜くと、本当に射精してしまいそうな気持ちよさだ。

 彼女の脚に力が入り、太股がピクピクと震えているのが分かった。

 目の前の彼女の真っ赤な顔は蕩けて涙を流し、だらしなく開いた口からは涎がとめどなく溢れている。

「んは、はあ、はあ、はあ、んふう……。ちょっと、イっちゃったかも」

「清美っ」

「んぷうっ!」

 妖艶に微笑んだ清美に覆い被さり、涎塗れの唇に吸い付くと同時に、腰を思い切り引いた。

 吸い付いていた膣壁が縋るように蠢き、腰の奥をビリビリと痺れさせる。

 清美は目を見開き、俺の舌を受け入れるのも忘れて甘い呻き声をあげた。

 カリ首が膣口に引っかかるところまで引くと、柔肉が引きずられるように飛び出し、牝の匂いを放つ汁が掻き出される。

「んはあ! し、しげる、しげるぅ」

 唇を離した清美の寂しげな声に応えるように、快感の蜜壺へ俺の性感帯を突き入れる。

 掻き出したばかりの蜜がじゅぶじゅぶと溢れ、キュンキュン締まる膣の襞たちが嬉しげに震える。

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