契約成立~研究室の甘い罠~ (Page 3)
「あ……君のおっきなおちんちん……これなら彼女も喜んで泣くんでしょうね」
ふふ、と甘い笑い声と共に届けられる内容に、薗田の頬に赤みが差す。
「彼女……あいつはマグロ同然で反応悪くてつまんねぇんすよ」
その言葉とともにパンと腰を打ちつければ麗香と呼ばれる女が喘ぐ。
「こんなに立派なものを持っているのにぃ……喜ばないなんて、つまらないでしょ?」
大人の余裕からか、結合部分に麗香は手をやり、そっと撫でる仕草。
濡れているらしい陰毛がイヤらしく光る。
「つまんないっすね……でも、切るのは惜しい女なんでしばらくはこのままっすね」
そう笑いながら鍋島はパンパンと体を打ちつける。
「あぁん、悪い子ねぇ……でも、そういう子、私は大好きよ……」
「俺も、麗香さんみたいな綺麗で色っぽいお姉さん、大好きです。胸もいいけど、このおマンコ最高っすね……俺のをグイグイ誘いこむやらしいマンコ……」
卑猥な言葉を続け、深く体を沈めこんだ後は麗香にキスをする。
舌がしっかりと絡まっているのは、動きと音で伝えてきた。
クチュクチュと唾液をたっぷりと交換するように合わせ、唇が離れれば糸が伝う。
麗香の唇が唾液でテラテラと光る様子に、鍋島がゴクリと生唾を飲む音が聞こえた。
「麗香さん、上の口でも、俺のちんこ可愛がって下さいよ」
麗香の唇に指を伸ばしネトリと唾液を広げる仕草。
麗香は笑ってその唇を開き、触れる指先を舌で相手するようにチロチロと舐める。
それはフェラチオを想像する動きで、鍋島はそのまま指を強く突っ込んだ。
「はぁん、あ、……」
もぞもぞと腰を揺らめかせる麗香に鍋島はたまらねぇなと呟き、指を引き抜けば、麗香の舌が追う。
「はぁん、もっと、可愛がりたかったわぁ」
「指はいいんで、そろそろコレ可愛がって下さいよ」
そう言って鍋島はペニスを麗香の唇に持って行く。
「可愛い子ね……口の中で可愛がってあげるわ」
そう笑った後、麗香はペニスを口に含む前に確かめた。
「ねぇ、あなたの恋人……ちゃんと情報もってきてくれる?」
「もちろんですよ。あいつ、俺のいいなりっすから」
「へぇ、信用していいのね?」
「いいっすよ。今までもあいつが俺の言うことを聞かなかったことなんか一度もないんすから」
「そうなの……」
ふふ、と笑い、麗香は亀頭にリップ音を鳴らす。
「今回も俺の立場は悪くなるって落ち込んだ振りしたら何とかするとか言って、マジチョロイ女なんですよ」
「あら、尽くしてくれる彼女に対してそんなこというなんて……悪い子ね」
「俺の好みは麗香さんみたいにエロい女なんです。わかるでしょ」
はぁはぁ、と息遣いを荒くして鍋島は麗香の唇にペニスを押しつけた。
「利用価値がなくなれば、すぐに捨てますよ……だから、麗香さん」
そこで麗香の口が大きく開き、一気にペニスを咥え込んだ。
ズルズルと大きな音を立て、睾丸も一緒に揉めば鍋島からは喘ぎ声が漏れる。
「お、おお……すげ、こん、あ、それ一緒に、おおおお……」
そこで薗田は端末の電源を落とした。
暗い画面に、光の加減で自分の呆けた顔をが映り、薗田は鈴本に端末を返す。
「君が鍋島くんのために色々としていることは……学部生だった頃から知っている」
鈴本の言葉に、薗田の目が大きく見開かれる。
「君は優秀な生徒だ。だが、鍋島くんは真面目とは言い難い生徒だった」
鈴本の言葉で、薗田は昔を思い出す。
確かに鍋島は頭は良かったが、真面目とは言えなかった。
そんな鍋島がなぜか自分に付き合わないかと言ってきた時は驚いた。
でも、男性と付き合ったことのなかった薗田は舞い上がり、承諾したのだ。
その後は、鍋島のレポートの手伝いや、授業にあまり出ていない鍋島のためにノートをまとめた。自分が取って無い授業まで出ていたのだ。
考えなくても、利用されているだけだと気付くはず。
だが、今まで付き合ったことがなかった薗田は「騙されてる」とは思いたくなかった。
そして、処女を捧げた相手を悪く思いたくなかったのだ。
しかし、先程の映像が全てだろう。
鍋島にとって、薗田は好意などなくただの利用するだけの女。
その事実に薗田の目から涙が零れた。
レビューを書く