羞恥!OL飛松の女体盛り 〜生クリームを添えて〜 (Page 2)
仕事を辞めて、その場から逃げ出す勇気もなく、とうとう約束の日が来てしまった。
指定された場所はバーだった。
ずっしりと重たく感じる扉を開けると、そこには上司ともう一人男の人がいた。
「この店のオーナーだ。俺の古い友人なんだが、場所を提供してくれた」
「事情は聞いたよ。盛り付けも僕が任された」
「……よろしくお願いします……」
「じゃあ俺は出てるから、終わったら呼んで」
上司は携帯と財布だけ持ち、店内から出て行った。
上司には特になるべく見られたくないけれど、初対面のこの人と二人きりというのも気まずい。
「……今回は、災難だったね」
「はい……。でも、わたしが悪いんです」
「俺も出来る限りのことは手伝うから、頑張って」
オーナーは服を脱ぐように言った。いきなりのことで戸惑うが、準備の時間は限られているのだ。躊躇っている暇なんてない。
店内は少し暑く感じるほどに暖められていて、出来る限りのことは手伝うと言ったオーナーの優しさを感じた。
オーナーに背を向け、パンツだけ残して衣服を脱ぐ。振り返ると、オーナーはカウンターの上に透明なビニールのシートを敷いていた。
「ここに横たわってね」
シートの上に仰向けに寝る。まさにまな板の上の鯉だ。背中が冷たい。
オーナーは温かいおしぼりでわたしの身体を拭き始めた。俺も女体盛りって初めてやるからよくわかんないんだよねとか、君の上司とは大学時代の友達なんだとか、わたしの緊張を和らげるためか何やら話してくれているが、その間もわたしは上の空だった。
一通り拭き終えると、オーナーは絞り出し袋に詰められたホイップクリームやフルーツを冷蔵庫から取り出した。女体盛りというと刺身を盛り付けるイメージだったけれど、どうやら今回は違うらしい。じっと見つめていると、「取引先の人が、生モノよりデザートの方が好きらしいよ!」というどうでもいい情報を教えてくれた。
オーナーはアクセサリーを身に付けさせるように、わたしの身体をフルーツやホイップクリームで飾っていく。
緊張のせいなのか、男性に身体を触られているからなのか、乳首がツンと尖ってしまっているのが恥ずかしい。
オーナーが瓶からイチゴジャムを掬うと、両方の胸に乗せた。指先でくるくるとそれを馴染ませるように伸ばされる。その途端、電気が流れたような快感が弾けた。
「っ……!」
「あ、ごめん。大丈夫?」
「だいじょうぶ、です、」
「ふーん」
肌に擦り込むように、オーナーの指先は何度も敏感な突起の上を行き来する。
「んっ、く……」
オーナーはさほど気にする様子もなく、てきぱきとそこに生クリームを絞り、フルーツを乗せた。
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