再会の夜に

・作

幼馴染みの達也と陽子は、若い頃にセフレとして関係を持っていたが、現在はどちらもそれぞれ結婚して会うこともなくなっていた。同窓会で久しぶりに再会した2人は、身体を交えていた頃の記憶がよみがえり、数年ぶりに熱い夜を過ごすことに。若い日に伝えることができなかった思いとは…

同窓会で久しぶりに会った幼馴染みの陽子が、すっかり母親の顔になっていたことに達也は少し違和感を覚えた。

「たっちゃん、久しぶり」

そう言って笑った顔は、幼い頃から自分に向けられたいたずらっぽい笑顔と変わらないように見えたが、以前よりやはり柔和になっている気がした。

「おう、久しぶり」

4年前、結婚を機に地元を離れた陽子とはそれ以来会っていなかったが、子どもを産んだことは風の噂で聞いていた。
単純に4年分歳をとっただけかもしれないし、夫や子どもの存在が彼女の顔を変えたのかもしれない。達也にはどちらとも判断がつかなかった。

「子ども産まれたんだって?今日は子どもと一緒にこっち帰ってきたのかよ」

なんでもないような顔をして話しているのが少しこそばゆくなるのは、定期的に肉体関係を持っていた時期が若い頃の2人にはあったからだ。

「今日はひとり。旦那が、ひとりでゆっくり帰っておいでって言ってくれたの」

「いい旦那じゃん、幸せそうだな」

「たっちゃんも結婚したんでしょ?聞いてるよ」

「ああ、うん」

「たっちゃんが若くてかわいいお嫁さんもらえるなんて、あの頃は思わなかったなあ」

くすくす、と陽子は笑う。
達也が結婚したのはほんの1年ほど前で、その頃には付き合いのなかった陽子に直接は知らせなかった。

「俺にはもったいないくらいの子だよ」

少し俯いて、こぼすように出た言葉は本心だった。
30代も半ばをすぎた田舎暮らしの平凡な自分にはもったいないような若い妻をもらったのは非常な幸運だと思っていたし、こんな自分を大事にしてくれる妻を愛している。

「たっちゃん・・・良かったね、本当に」

ふと顔を上げると、陽子がまっすぐこちらを見つめていた。
同窓会の賑やかな会場で、ただ2人だけの閉ざされた空間を共有しているような気になって、達也は酒をあおった。

 

達也は昔から、大人しく目立たないタイプの男だった。
女性との会話も苦手で、幼馴染みの陽子以外とはほとんどまともに接したことがない学生時代を過ごしていた。

対して陽子は明るく友人の多いタイプで、特別な美人というわけではなかったが、笑うと八重歯が覗く愛らしい顔立ちで同級生からの人気はそれなりに高かった。

そんな陽子が、幼馴染みだというだけで冴えない自分にも親しげに接してくることを、達也は疎ましいと感じたこともあれば嬉しく思ったこともあった。

互いの友人から関係を訝られることもなかった2人だが、初めて身体を重ねたのはまだ学生の頃だった。

家を行き来することもよくあった幼馴染みならありがちなパターンで、達也の部屋で勉強をしている最中に陽子が誘った。

恋愛感情を打ち明ける間もなく、達也は陽子のなすがままに初めてのセックスを経験した。

それ以来、若さと互いの好奇心に任せて何度も体を重ねたが、初めての日に告白できなかった達也は陽子と改めて恋人になることはできないと考えていた。

 

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