再会の夜に (Page 7)

「陽子、陽子、好きだ」

言うが早いか、達也は愛液にまみれて光るペニスを陽子に後ろからずぶりと突き刺した。

「んぁぁぁっ、はぁっ、あぁっ、あぁん」

陽子は脱力していたところに再び強い快感が与えられ、混乱するように喘いだ。
達也は我を忘れて激しいピストンを始めた。
陽子の尻にバックから腰を打ち付けるのが昔から好きだった。

「っ、はぁっ、陽子、いいよ、いいよっ」

「あんっ、たっちゃ、たっちゃん、あぁ、あぁん」

パン、パンと強い音を立てて、達也は腰を打つ。
2度も深く絶頂したのに、陽子の膣からは変わらずじゅるじゅると愛液が溢れていた。膣内はぬるぬると滑りながら適度にうごめき、達也のペニスを締め付ける。

「陽子っ、いく、もう、いくっ」

「んぅ、はぁっん、あぁん、あぁぁっ」

達也は腰を動かすペースを早め、自分の絶頂を迎えようとしていた。

「あぁぁっ、すごい、すごいっ、たっちゃん」

「あぁ、いくいくいく、陽子っ」

「んぁぁっ、あぁぁっ、あん、あぁっ、いぃぃっ」

達也は陽子の膣内に思い切り射精した。
どくどくと欲望を吐き出し、息も荒く後ろから陽子を抱きしめる。

「はぁっ、あっ、はぁっ」

「たっちゃ、あぁん、あん、すごぃっ…」

陽子も達也と同時に、また絶頂していた。
2人は折り重なって倒れ込み、ぐったりと脱力した。

 

少し眠った後、陽子がふと目を覚ますと、まだ達也の腕が後ろから回されていた。あのままの格好で眠ったらしいと気付き、苦笑いをした陽子は

「私も、好きだよ、たっちゃんのこと」

と、小さな声で呟いた。

「馬鹿だね、私たち本当に」

陽子の声が、達也の夢の中に響いていた。

(了)

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