45歳バツイチ男のモテキはラッキースケベから始まる。 (Page 5)

 現在の時刻は、夜の21時。フロアには誰の姿も見えず、電気も私のデスク回り以外は消されていた。

(…昼間の早瀬さんの事を考えれば、こんな時間になるのは当たり前か。)

 残りの冷めたコーヒーを飲み干して私は帰ることにした。
 
「新田さーん?いつまで残業してるんですかー?」

「うおっ!!??」

「きゃっ!」

 突然背後から掛けられた声に驚き、私は豪快にコーヒーをこぼしてしまう。誰もいないと思っていたから完全に油断していた。
 
「ああ!ご、ごめんない!そんなに驚くなんて。」

「か…香穂子さんですか?びっくりした…あー大丈夫ですよ。もう冷めていましたし、パソコンや書類も無事みたいですから。」

「でも、お洋服が!シミになっちゃいますよ!こっちに来て下さい!!」

 私は香穂子さんに手を引っ張られ、強制的に多目的トイレへと連れていかれた。
 
「座って待っててくださいね。…ほんとは直接お湯で洗った方が良いんですけど、ズボンがないと帰れないですものね。」

 洋式トイレの上に座らされ、濡らしたタオルで汚れた部分をトントンと叩かれる。
 
「なんか…すみません。」

「謝らないでください。私が調子に乗りすぎたんですから。娘にも良く怒られちゃうんですよねー。距離が近すぎる!って」

 娘さんの気持ちよくわかります。
 
「…よくわかるって顔してますよ?…私…気の合う人だと、どうしてもそばに寄りたくなっちゃうんですよ。」

「私が気の合う人ですか?そこまでお話とかした事ないと思いますけど。」

「少しのお話でも…気の合う人っていうのはわかりますよ。」

「そういうものですか…私はそういう所が疎いのでしょうね。だから妻にも嫌われて逃げられてしまったのでしょうし。」

「元妻さんは人を見る目がないんですよ。あなたが鈍感なのは本当だと思いますけど…。」

 コーヒーの汚れを拭く手が、段々と私の股間に近付いてきた。

「今日だって、私のお尻に全然反応してくれないですし…ドキドキしませんでしたか?」

 私の足に胸を押し付けながら、上目遣いで私の顔を覗き込んでくる香穂子さん。

「私のそういう感覚はもう枯れてしまいましたよ。」

 ふーんと、つまらなそうな声で返事をすると、彼女は、エプロンを取り、着ているポロシャツを捲りあげ、ブラウンの無地のシンプルな形をしたブラを露わにする。
 
「か、香穂子さん!?」

「鈍感な新田さんにもわかりやすくドキドキさせてあげますね。」

 香穂子さんがブラを持ち上げると、巨乳がボロンと飛び出してきた。少し垂れた感じの巨乳は、大きな乳首と乳輪でそのエロさを引き立たせ、私の下半身も10数年ぶりに反応してしまう。

「だらしの無いおっぱいよね、昔はもう少しハリがあったのに…その分、柔らかさは保障しますけどね。」

 彼女は巨乳を両手で持ち上げ、ギュッと私の肉棒を包み込むと、フニフニと乳房を前後左右に動かしていく。言葉通り、マシュマロに包まれたような柔らかい感触が肉棒に伝わってくる。
 
「あん…ちゃんとドキドキしてくれてるんですね…私のおっぱいでも包み込めないなんて大き過ぎる。」

 肉棒はなおも反応し、自分でも信じられない大きさになっている。
 
 巨乳の間から少し飛び出た亀頭を艶々とした唇でキスをし、伸ばした舌で舐めとるように咥え込む香穂子さん。
 
「ん…ん、むちゅ、くちゅ。んんー、じゅるじゅる。」

 香穂子さんの舌は熱く滑らかに私の亀頭を包み込み、時に優しく時に激しく丁寧な刺激を与えてくる。舐めている間も、両手で挟みこんだ胸でシコシコと擦ることを止めない。

「きもちいいでふか?にっふぁさん。ぷはぁ…我慢しなくていいですからね。」

 香穂子さんの舌と手の動きが激しくなり、力強いフェラで私の肉棒が一気に吸い取られる。私の中に何年かぶりの射精感が込み上げてくる。

「じゅぽじゅぽじゅるるる!んん!んぐっ!ちゅちゅ…ん、はぁ。びくびくしてますよ?…先走り汁で口の中が、ぐちゅぐちゅ…んん!美味しい…ちゅう!じゅるじゅるじゅるぅぅぅ!」

「うあ!香穂子さん!そんなに吸われると出てしまう!」

「んむ!むちゅ!じゅるじゅる!いいのよ、出して?私の顔にぶっかけて!!」

 今までで1番の吸引に私は耐えきれず、10数年溜まっていた性欲を彼女の顔面に一気に吐き出した。
 
「ううあ!!イクッ!!」

ビュク!ビュク!

「んんんんんん!!!????」

ビュルルルル!!
 
「ぶはぁぁ!!ああ、すごい量!もっとかけてぇ!」
 
 肉棒から噴き出た精液は、彼女の顔を白濁に染め上げ、大きく開けた彼女の口の中に溢れんばかりに溜まっていく。

「んん…んぐっ、ごっくん。はぁ…枯れてるって言ったのにいっぱい出ちゃいましたね?」

 私の精液を躊躇うことなく飲み込んだ彼女は、顔に精液を付けたまま汚れた肉棒を丹念に舐め上げてくれた…。

――――――

「…コーヒーを零しただけで、なんでここまでしてくれるんです?」

 お互いに身だしなみを整えたタイミングで、私は素直な疑問をぶつけてみた。

「もー、ほんとに鈍感ですね。新田さんが好きだからです。」

 私にはとても予想がつかない言葉だった。

「ええ?こんなオッサンですよ?社内でも嫌われ者ですよ。」

「そういう自分が嫌われてるって態度が周りの人に変な誤解を与える原因ですよ?いつも頑張っているのを私はちゃんと見てますもの!」

 強い口調で話をすると、さっきのつまらなさそうな顔をしてから、香穂子さんは私に寄り添ってきた。
 
「そんなに長い付き合いじゃ無いですけど…新田さんはとても素敵な男性です。また今度、今日の続きをして、鈍感なあなたに分からせてあげますから。」

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