監督棒に完全に堕とされるマネージャー♡自ら求める裏切りの夜♡ (Page 3)
この凌辱を強いられる日々を、笑顔で過ごさなくてはならない。
せめて、それが『何もさせてあげられないカノジョ』として選べた唯一の報いだと信じていた。
……部活が終わる前に、優佳の帰宅時間となる。夕方遅くまで続けられる野球部の部活動に、優佳を長く拘束する必要はない。
太田に投球フォームの指導を受ける佐藤に、彼女は別れを告げた。
「ま、また明日な、優佳!」
初めて出来たカノジョとの甘酸っぱい青春を送っている―――佐藤の認識する世界は、あまりにもまぶしく見えた。
「はい、佐藤先輩!」
……優佳は塾に向かう。
勉強に励んでいる時間が、現実から遠ざかれた。
成績も落とすわけにはいかない。
太田の『夜の呼び出し』のせいで、塾を休むこともある。
バレてはいけないのだ……。
……塾が終わると。
優佳は嘘のメッセージを母親に送る。
『友達と試験勉強するから、今日、泊るね♪』
……慣れたものだった。
両親からの信頼もあり、優佳は疑われてもいない。
まさか男に犯されるための嘘を、自分の愛娘がしているとは両親は思っていない。
その信頼が、苦しくもあった。
……塾を出ると、迎えに現れていた太田に従う。
彼の車に乗り、今夜もその自宅へと向かった。
優佳は抱かれる前にシャワーを浴びる。
もはや使い慣れてしまっている太田の浴室だ。
太田好みの甘い香りのするボディーソープで、全身を洗っていく。
……膣は、とくに念入りに洗った。
躾けられた通りでもある。
自分の精液は舐めたくないからなあ。
「それなら、中に出さなければいいのに……」
その反抗の言葉さえも太田本人には言えないままだ。
優佳は風呂から上がり、髪を乾かしていく。
バスタオルだけを乙女の裸身に巻いたまま……浴室を出ようとして、スマホにメッセージが入る。
「……っ」
恋人であるはずの佐藤からだ。
メッセージは……『お休み、勉強お疲れさま!明日もまた元気に過ごそうな!』……とだけある。
微笑むことが、出来た。
佐藤の屈託のない笑顔が浮かぶ。
それを浮かべられるうちは、きっと恋人関係なのだと優佳の乙女心は判断した。
『はい、ありがとうございます♡おやすみなさい♡』
そうメッセージを返し……太田の待つ寝室へと向かう。
太田はビールを飲み、ベッドの上で大の字に横たわっていた。
全裸で、だ……。
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