パパ活女子はおっさんとの交尾にはまってしまう (Page 8)

「ミカちゃん、生はどう……？　あらら、気持ちよくて何もわかんないのね」

　おっさんは下卑た笑みを隠そうとしなかった。
　繰り返し膣内をかき混ぜられて、梨花の中から溢れる愛液は白く泡立っている。
　
「でも、まあ、こうやってイカされて、……ほんとチョロい子だよね。おら、俺の精子で孕めよ」

　結局その後、おっさんは梨花の膣内で三回ほど射精をするのだった。

「おおっ、こんなに出るなんてなあ……。これもバイアグラ様々だなあ。……あっ、そうだ」

　おっさんはスマホを取り出すと、ふと何かを気づいたようだった。
　視線の先にあったのは、梨花の鞄。
　おっさんは躊躇することなく、鞄の中を漁ると、ラミネートされたカードを取り出した。
　そこに書かれていたのは梨花の学籍だった。

「これこれ。ふーん、姉ヶ崎梨花っていうんだ。じゃあ、はーい、記念撮影」

　おっさんがスマホで写真を撮ったところで、梨花は目を覚ました。
　自分の身の上に起こったことに気づき、目くじらを立てる。

「ちょっ、何中に出してんのさ」
「えっ？　さっき許可くれたよね、梨花ちゃん」

　おっさんに突然本名を呼ばれて梨花は驚いていた。
　なぜと問いかけようとして、股間のそばに学生証が置かれていることに気づいた。
　どうやらおっさんは鞄を漁って見つけたらしい。

「ミカちゃんって、本当は梨花ちゃんって言うんだね。可愛い名前だね」

　割れ目からゴポリと白い欲望の塊が零れる。
　そして、置かれた学生証の梨花の顔を汚していくのだった。
　しかし、そんなことがどうでもよくなるくらいの多幸感で、梨花は頭がクラクラしていた。

「大丈夫大丈夫、アフターピルあるから、たっぷり楽しめば良いんだよ」

　男の言葉が頭に入ってくるようで入ってこない。
　とりあえず、妊娠はしたくないなとか、彼氏にどう言おうとか、頭の中をよぎっていた。
　しかし、それ以上に梨花の頭の中を占めていることは。

（あー、これヤバくね？　まあ、いっか……、気持ちよかったし）

　結局流されてしまった梨花が帰れたのは、次の日の朝だった。
　梨花は普通のパパ活にはもう戻れそうもない。

（了）