変態彼女の介護日記 (Page 3)

「あん」
 絞ったタオルを小さな背中に当てると、奈々から甘い声が漏れた。
 俺はそれを無視して、ベッドの上に座る彼女の背中にタオルを押し当てていく。
 
 服をすべて脱いでいるので、その小さな肩や細い腰、小さめのお尻、そのすべての滑らかで白い肌が眩しすぎる。
 胸は手で隠しているが、その姿が却って艶めかしい。
 
「あ、あん、ん、んふう、ん」
「奈々さん?」
「ひゃい?」

 黒い髪をショートボブにした奈々が、少し潤んだ瞳で振り返った。
 頬は紅潮し、僅かに開いた唇からは甘い吐息が漏れている。
 
「えっちなことはなしだよ」
「だって、こうくんの手がえっちなんだもん」

 彼女はそう言いながら、腰に当てられた俺の手に視線を向けた。
 急にその細腰やお腹のしっとりと柔らかい感触が意識される。
 
「え? いや、これはそういう意味じゃなくて、支えてるだけだから! 動かしてないから!」
「ええっ? ちょっと動いてるよ。おかげで、いつ前に回って来るのかなって、ドキドキしたんだから!」

「いやいや、さすがにそれはーー」
「さっきは、綺麗にするってペロペロしてきたよね? 死んだ婆ちゃんが川の向こうでなんか言ってて、泣きそうになったし」

「うっ……。はい、ゴメンナサイ」
「へへへ。じゃ、真面目にやってね。私、こんなんで何にもできないんだからさあ」

 奈々は少しドヤリ顔で、ギプスで固められた両手をあげた。
 当然、その手で隠れていたお椀型の可愛い双乳が明るい照明の下に晒され、ぷるんと震える。
 
「んあっっ! こうくんのえっち!」
「なんでやねん」

 無骨なギプスに再び隠された美乳に溜め息を吐きつつツッコんだ俺は、タオルを絞ってまた彼女の小さな肩に当てた。
 
「んんっ……」
 ぎゅっと唇を噛んで抑えているが、甘い吐息が漏れている。
 さっきイった余韻で、まだ身体が敏感になっているのだろう。
 
 俺は素知らぬ振りをして、彼女の背中や腰、首を拭いてやった。
 その間彼女は、声を殺してプルプルと小さく震えていた。
 
 剥き出しの白い内股を頻繁に擦り合わせ、チラチラと俺に視線を送ってくる。
 正直言って、可愛い。
 もう、俺の肉棒はギンギンで、すぐにでも押し倒したい。
 
 でも、真面目にすると約束したんだから、それは守らないとただの獣だ。
 俺は彼女の熱い視線を無視し、後ろから抱くようにお腹を拭いた。
 タオルを脇腹から脇の下へ進めた拍子に、僅かに脇乳に触れた。
 

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