上司が寝潰れてる間に奥さんに誘われて抱いた話 (Page 2)

二人が男女の関係になったのは、昨年のことだ。
ふと、千恵美が佐藤に女関係のことを尋ねたことが始まりだった。
恋人でも出来たら連れてきなさいね、と千恵美が声をかけたところ、佐藤は笑って答えた。
そんなものいないし、できる予定もない、と。
確かに職場にも女性はいるが、大体皆パートナーが存在しているとのことで、佐藤はしばらく一人身を覚悟していたという。
そんな佐藤に、千恵美は何の弾みか、性経験もないのかと聞いてしまった。
酒を飲んでいたし、既に夫である川原も寝潰れてしまっていたので、なんとなく自分より若い男の性事情を聴きたくなってしまったのだ。
千恵美と川原も、夫婦になってから長く経っている。
子どもは授かっていないが、その時は夫婦の営みもすっかり長いことご無沙汰だった。
だからうっかり、聞いてしまったのかもしれない。
そして、誘ってしまったのかもしれない。
佐藤だからこそ、そうなってもいいかな、とどこかで思いながら。

「はっ……あっ……んくっ、う……」

声を押さえながら、千恵美は自分のナカを広げていくような動きをする佐藤の指先の動きを感じていた。
万が一、夫が起きてきても問題ないように服はあまり着崩していない。
下着の中から聞こえるぬちゅぬちゅという水音が、千恵美の背筋にゾクゾクとしたものが走らせた。
佐藤が千恵美の耳元に口を寄せ、そっと囁く。

「乳首捻っただけでこんなに濡れるなんて、どれだけ溜まってるんですか」
「そういう佐藤君こそ……またこんなパンパンになるまで膨らませて……」

すり、と千恵美は静かに佐藤の股間部に手を添える。
そこは、ジーンズの上からでもわかるほど膨れ上がっており、熱く、硬くなっていた。

「千恵美さんとセックスできる日が今日だって決まってから、抜いてないんですよね」

佐藤は笑いながらジーンズを下着ごと下ろす。
下着を下ろした反動で、上下に揺れながら怒張が飛び出してきた。
薄暗い部屋の中でもわかるほど大きくなっているその怒張に手を添え、千恵美は、はう、とうっとりとした溜息をつく。

「それじゃあ……いつもより濃いのが出そうかしら?」
「そうですね。でもいつも通り中に全部出しますよ」
「……う、うん」

ごくり、と喉が鳴る。

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