性疫に召集された女子大生 (Page 2)

1週間後、由依子は近くの性交センターにやってきた。 
見た目は病院のようで、清潔そうに見える。

由依子は1階の受付で書類をわたし、女性職員から説明を受ける。

「…では、右手のエレベーターで、地下2階へお進みください」

思ったよりも丁寧な対応に少しほっとして、由依子は地下へ降りて行った。

だが、そこには異様な光景が広がっていた。

 

薄暗くて、寒々としたコンクリートの床。
鉄格子で区切られた、たくさんの房。
その中には、簡素なベッド、丸見えの便器…裸の男女。
四つん這いで、つながったままお尻を叩かれて、叫んでいる女の子。
自分から男の人の上の跨って、上下に動いている女の人。
共通しているのは、みんな喜んで男根を望んでいること。

どうして?
あんなことされてるのに、なんで喜んでるの…?

「ここで服を脱げ」

大柄な男が、由依子のそばにやってきた。
一応公務員らしく、スーツ姿だ。

「早くしろ!」

怒鳴られた由依子が、思わず後ずさる。

「や、だ…」
「なんだって?」
「え、あ、その…」

小さなつぶやきにいら立った職員の男が、由依子を睨みつける。
突然由依子に襲いかかり、薄手のワンピースのボタンをブチブチ引きちぎる。

「きゃああ!」

下着は剝ぎ取られ、あっという間に丸裸にされた。

「おまえの目的は、ここで子を孕むことだ。
男を欲情させろ、射精させろ。
ここにいる間、おまえに逆らうことは許されない」
「はい…」

小学校の時以来、男の目に触れることのなかった体をさらされて、由依子は体を震わせていた。

 

乱暴な職員に連れられて、由依子は房の間を進む。
両手で、胸と股を抑えて歩く。
空いている房の前で、前を行く男が足を止めた。

「ここが、おまえの部屋だ。
風呂、散歩、以外はここで過ごすことになる。
孕めば、待遇のいい上の階ひ移ることができる」

ギギー。
きしみながら開いた扉の中に、由依子がおそるおそる入っていく。
ガチャン!

「せいぜい励め」

鍵がまわって、由依子は閉じ込められた。
右の房では、同い年くらいの女の子が、自分で両足を広げてねだっている。

「お願いします。ここにください!」

左の房では、透明のおしっこをピュ―と出している女の人。

「あああー出るー!」

わたしも、あんな風になっちゃうの?

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