性疫に召集された女子大生 (Page 4)

痛い…熱い…。
アレが、ドクドク脈打ってる。
わたしの中に、アレが入ってる…。

男が、腰を動かし始めた。

「ひいいっ!だめええ!動かないでええ!」

男根が由依子の中をこするたびに、激痛が走る。

「だめ!いたーい!もうやめてええー!」

由依子の叫びも虚しく、男は腰を振り続ける。

「やめて!…いや……」

徐々に、不思議な感覚が由依子を襲ってくる。

…何?体が火照ってる。
あそこが、熱い。

「やああぁ…だめえ…あん…はあうっ!」

わたし、どうしちゃったの?
アレでこすられるたびに、気持ちいい…?

「やあん!やだああん!」

どうして、こんな声をだしてるの?
ああ、体中がジンジンする。
ゆっさゆっさ揺られながら、無意識に胸の頂をつまむ。

「はあぁ…」

唾液でぬるぬるして、それが快感を倍増させる。
感じるたびに、キュッとなる。

これが、感じるってことなのかなぁ…。

若干のひりつきはあるけれど、それ以上の快感が由依子を満たす。

「ああ…ふうん…やああん。
 もっと…もっとちょうだい!」

両手で硬く起った胸の先端をつまんで、よがっている。

「ああ!ああん!
もっっとお、激しくうぅ突いてええー!」

ギシギシ揺れるベッドの上で、淫らに揺れる由依子に、何も知らない女子大生の面影はすっかりなくなっていた。
そして、ドクドクドク。
男根から熱い液体が放出され、由依子はしっかり受け止めた。

 

欲望を解き放った男は、ふらふら出て行った。
しかし、由依子の体はまだまだ男根を求めている。
すぐに、別の男が入ってきた。
由依子は先ほどの男の白い液体が溢れる割れ目を、自分で開いておねだりした。

「ここに、入れてください…」

 

それから2か月後、由依子は妊婦棟に移された。
病院の個室のようなその部屋は、劣悪な環境の地下とは雲泥の差だった。
しかし―――

「おちんぽ!おちんぽちょうだああい!」

男根を求めて、緩くなった中に指を入れて、くるったようにかき回していた。

職員が、廊下を歩きながら話をしている。

「催淫剤を使うと、みんなこうなっちまうな」
「食事や水に、大量に混ぜてあるからな。薬が体から抜けると、一気に無気力になって、廃人になる例もあるらしいぜ」

男を求める女たちの声が響く中、二人はスタスタ通り過ぎていった。

(了)

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