親友のために身を捧げたOLの末路 (Page 3)

「……分かりました」

 そして、覚悟を決めたのだろう、表情の嫌悪感を隠そうともせずに私の前で床に膝をついた。
 すると自然と鈴木君の視線の前に私の股間が来る。
 しかし、凝視したまま身動き一つしない。

「もしかしてやりかたがわからないのかい?」
「嫌だからに決まってるでしょ」
「別に嫌なら嫌で構わないんだが、私は何も困らない」

 嫌みったらしく声を掛けると、観念したのだろう、鈴木君は私のズボンのジッパーを降ろす。
 そして、おそるおそるパンツの中に手を差し込むと、前開きの部分からペニスを引っ張り出した。
 小ぶりなシャウエッセンが皮を被った状態でポロンと零れ出る。

「フッ」

 鈴木君から嘲笑が漏れ、明らかに侮るような視線を向けられた。
 だが、その反応は、私にとって予想通りのものだ。

「主任、かわいらしいんですね」

 もっとグロテスクなものを想像していたのだろうか。
 鈴木君は一転して余裕を見せ始めていた。
 仕方なしにといった調子の手コキは丁寧さの欠片もない。
 まるで幼児が人形を扱うようにぞんざいで、そして荒っぽかった。

「君はあまり上手じゃないんだね。もしかして経験が少ないとか?」
「そうですね、少なくともこんな貧相なものは初めてですね」

 鈴木君の声にはまだまだ余裕があった。
 
「ふうん、そうだろうねえ。だって君は男のことを何も分かっていないようだからね」

 含みのある私の言葉に、鈴木君は訝しげな表情を浮かべる。
 だが、私は全てを説明する気はなかった。
 どうせ時間が経てば分かることなのだ。 
 その時にどんな表情をするかと思うと、私は楽しくて仕方がなかった。

「しかし、鈴木君、君は美人だね」
「こういう所で褒められても嬉しくないんですが」

 何と言っても、つたない手つきとはいえ、鈴木君の顔は良い。
 そして、生意気な部下に手コキをさせているというシチュエーションに、ようやく私の分身が目覚めてくれたようだった。
 
「えっ?」

 鈴木君が思わず驚きの声を漏らす。
 ちょっと前まで小ぶりのウィンナー程度だったブツが、今では大きめのバナナみたいに反り返っているのだ。
 驚かないはずはなかった。

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